谷田一郎 個展「グラフィティ仏陀」

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97年のパルコアーバナート展の募集チラシのデザインが谷田一郎さんのモノでした。その前から谷田一郎さんの作品はラフォーレのCMやテイ・トウワさんのMVなどで知っていたので、これは応募するしか!と当時創設されたばかりのCG部門でエントリーしたところ、本来は無限ループの月でウサギが餅をついているCGにしたかったんですが、規定により数秒のCGに。見事入選し、とはいえ何も賞はもらえなかったんですが、入選したことによりかなり自分に自信を持ったことと、これがボクの人生のターニングポイントになったと言っても過言ではありませんでした。

当時まだCG黎明期で発展途上だった頃に、のめり込むようにLightWave3Dをいじり倒しておりました。ま、その前に吉本超合金やら、関西のお笑い番組のタイトルやらは作ってたんですが、それもこれも全部フライングロゴはグルグル回る、本当に谷田さんの影響下の元でした。

そんな谷田さんの個展グラフィティ仏陀」があるとインスタで見つけて、ボクのインスタはほぼコスプレイヤーしかフォローしていないので、肌色の比率が高いというか、それしかないくらいなんですが、ドドーンと目に飛び込んで来ました。過去のCGの作風からは全くアプローチの違う作風ですが、息吹というか、芯というか、核の部分は今までの作品を彷彿とさせる、らしさというか、色というか、そういうのをズバンと感じたわけです。

当時、テイ・トウワさんのVJで大阪か、京都にいらした時にご挨拶をした時に「同業者ですね」と、同じステージに立つ者としての言葉をいただき、恐れ多いなと思って、同じステージに立てるよう精進しておりました。

そしてこの日、2022年11月11日にご挨拶の時に名刺をいただいたので、ボクの名刺も差し出すと、「あぁ原田専門家さん!知ってますよ」と。なんと知っていてくれたことにも驚きですが、また「同業者ですね」と憧れの人から言われてこんな嬉しい言葉はないという言葉をかけていただきました。

他の方とお話しされている時に、この作品に至る経緯を話されているのを聞き耳を立てていると、この絵に至るまでに30年かかったと。ずっとこれだというモノにならずに、描きていると、ある日突然探していたモノ、コレだと思えるものが隣にあったと。ずっと遠くにあるものだとばかり探していたものが、なんだこんなところに。みたいな感覚があったそうです。

青い鳥の話も結果近くにみたいな話ですが、灯台下暗しじゃないですが、探してるものって意外に近くにあることに気づくのは、結果一番遠いところなんじゃないかとボクは思うわけです。なぜなら、それは地球一周してやっとそこへ辿り着くから。

いやしかし、本当に色々刺激を受けたので、ゲームばかりしてないで、ボクもボクの作品を描こうと思いました。

そして、ボクの代名詞と言えばパ紋ですが、随分かかって全てのオーダーを作り終えておりますので、今申し込めばスグに(仕事の都合で1週間かかる場合もありますが)制作しておりますので、ドシドシご依頼お待ちしております。

ドラマの感想もそうですが、最近はAKBに告られるのを断り続け、意中の娘を射止めるゲームをしております。恋愛指南(至難)をしておりますので、オジサンのいうことは少しは耳を傾けるといいかもね。

今期一番面白いドラマはエルピスかな。だって大根仁さんでしょ、好きに決まってんじゃん!親愛なる僕へ殺意をこめては、風呂敷広げて広げて、結果独白する断崖絶壁パターンっていうか、追い詰められて白状するんじゃなくて、勝手に喋り出しちゃっててなんだかなぁってなってますが、それ以上の展開が今後あるのかもしれん!と楽しみにはしております。

パ紋(パーソナルな家紋)

お名前(ニックネーム可)と、好きなモノ(漫画、映画、音楽などなんでも複数)から、パーソナルな家紋、パ紋の制作をしております。SNSのアイコンや、いろんなグッズになっちゃいます。詳しくはコチラ

大変お待たせしておりましたが、現在はスグに制作しております!もう少しで4000個!