なんだかタイトルが安いよな。こっちの易いかな。早速話がそれるけど、ヤスイの反対語はガタイかなって思ってるんです。しやすい、しがたい、ってヤスイの反対語はガタイなんじゃないかと。安易、至難ってか漢字にしたらガタイであってんじゃん!何を今更だよな。
で、この好きな人に会う方法って文字面は易いけど、なかなか容易い事じゃない。惚れたはれたの好きな人ではなくて、憧れの人というかね。そうは思っていない人も中にはいるだろうけど、会って自分が見透かされてしまう事への恐怖というかね、まだ何も成し遂げていない自分を晒す恐怖というのか。恐れ多いとか。その他大勢の一部になるんじゃないかとか。じゃ、今まで会えた方はどうなんだって気安く会えたのか?その他大勢じゃなかったのかって話になるけど。その他大勢だったかどうかは直ぐには答えのでない問題だったり、これから先もあれば今後の布石になった日かもしれないし。では恐れ多くなかったのかと言えばそうじゃない時もある。若い頃には根拠の無い自信で思い切りってヤツが背中を押してくれたりもするし、タイミングというか、逃してはいけない時があると思うんです。
ボクが清志郎さんに会えたのは2000年のミニFMを回っているキャンペーンの時でした。その頃ボクはbaseよしもとという若手の劇場で働いていまして、その出たとこにyesFMというコミニュティFMがあり、毎日baseよしもとの芸人がラジオをやっていたんです。そこへゲストで来るという情報を聞きつけ、こんな機会はまずないからどうしても会わせて欲しいと、知り合いの作家にお願いをして会う事ができました。が、ここに至るまでの種まきというか、いつか会えると、会いたいと願っていました。どこにチャンスが転がっているかも分かりませんから、普段からずっと清志郎さん
が好きだと公言し、当然当時もヒゲは生えてましたから、清志郎さんに憧れているアピールは内外ともに怠った事は無いくらいです。本当に好きで、憧れていました。そういうボクを知っていたからこそ、明日、清志郎さんが来ると言う情報がボクにもたらされる訳です。以前書いた、好きと意識すると見えてくるってのの逆パターンですね。周りの人に見えている状態です。ハラセンは清志郎さんが好きなんだと。それだけ熱をもって語っていたからこそ、その熱が伝わったというか。よく「煮え切らない奴だな」とか言うのも、熱が足りてないって事ですよね。だから煮え切らない。熱(情熱)のある奴だったら煮え切るどころか蒸発しかねないですからね、煮え切っちゃうし焦げちゃう。だから胸を焦がすんじゃないですかね。
で、そんな憧れの人に会う準備は常にいつどこでそう云うタイミングがやってくるかも分からないから、いつそのタイミングが来てもいいように準備をしておかなくちゃ行けない。その準備というのは心構えもそうだけど、会える自分、会っても恥ずかしくない自分、まだ事を成し遂げていなくても怠っていない自分、見透かされる事の無い自分、そういう自分であり続ける事が大事だと思うんです。具体的に何かというと、それこそ憧れの人と自分の目指してるモノにもよるから一概には言えませんが、ボクは当時、誇れるとまでは言えないにしても、自分でデザインしたTシャツがあったし、例え荷物になろうとも、自分の生んだ作品を渡せるという自負がありました。たいした事ではないけれど、証があったのでそれが自分に対して自信にもなりました。もし当時何も持っていなかったら、ただのファンとして、握手して、サイン貰って終わりだったと思います。しかし、証、Tシャツがあったからこそ、渡す事もできたし、昨日書いたようにボクにしたら14年の時を経て清志郎さんが着てくれたと確認も出来た訳です。
これは何も好きな人や憧れの人だけに言える事ではなくて、いつどこで誰にあっても誇れる自負を持つって気構えが大事なんじゃないですかね。証はなくとも気持ちや熱は伝わりますから。
逆の立場で考えた場合、されて嬉しい事はしていいし、するべきだし、されて嫌な事はしちゃダメだし失礼だし。言葉もそうで、言われて嬉しい事は言えばいいし、言われて嫌な事は言わないでおく、みんながそうすれば少しは世の中も良くなるんじゃないですか。
そこで上の写真ですよ、これ清志郎さんが愛用していたスーツを仕立ててた福生にあるテーラーKブラザーズでボクも仕立てたんです。それこそ恐れ多いとずっと思ってたその聖地的な場所へ行ける自負(パ紋がメディアに取り上げられて認められた事)がボクにも出来たと思い、やっとの思い出でかけたのが昨年12月3日。RCサクセションのマネージャー&衣装係&ファンクラブ会報誌の編集をなされてた片岡たまき
さんの「あの頃、忌野清志郎と ボスお私の40年
」を読み終えた時、片岡たまきさんと境遇が似てると勝手に思い込み、これはその足跡を辿りたいと思ったのが大きく背中を押してくれました。まぁ片岡たまきさんからしてみたら酔狂なヤツが現れたな。なんだったらテーラーKブラザーズさんに迷惑かけんなよと思うかもしれませんが。そんなこんなで背中を押された(と勝手に思ってる)もんだから行って採寸して仕上がったのがこのコンポラスーツです。テーラーKブラザーズの唐鎌さんとたくさんお話をして貴重な話もたくさん聞かせていただきつつ採寸してたんですが、その時に「カッコいいよ、黒人みたいで、カッコいいよ」と褒めてくれていました。コンポラスーツは黒人のソウルシンガーなどがよく着ていたことからそう褒めてくれました。また、Tシャツの話もしたところ、清志郎さんはこだわりのある人だから気に入ってたんじゃないかな。あと何か感じるものがあったから着てくれたんだよとも。もう本当に嬉しかったですね。間違ってなかったんだと。これからも間違わずにがんばろうとも。仕立てて本当に良かったと思ったんですが、これ着る機会ないから何かやろうと、もう一歩も二歩も背中を押してくれる事になりました。だって41歳の春
だから。(あと10日後だけど)
さて、福生までの電車の往復で神山典士さんの「忌野清志郎が聞こえる 愛しあってるかい
」を読み終わりました。緻密な取材をなされたんだなぁとその行間からも伝わりました。まだまだ知らなかった事も多く書かれていたので、今度は引用されてた書物も読もうと思います。夢助の意味とか知らなかった自分を恥じました。もっと疑問というか、なんでなんかな?と思わなかった事に。
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パ紋の反響のまとめ
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博多華丸大吉の大吉さんも気に入って頂いたTシャツ、ロデムだよ。ま、ロデムそのままだもんな。パ紋で作ったやつなんだけど、非常に気に入ってしまってね。着てやろうと思ったの。ただやっぱりそれはホレ、パ紋だからパーソナルな部分は排除してね。
kuronekosan
3,150円
さて、1800個を超えましたよパ紋。来年は2500個目指そう!
パ紋フリーペーパー配布場所
大阪の中津のシカクさん
中野ブロードウェイのタコシェさん
高円寺はみじんこ洞というミニコミ大好きなお店にもおいています。いろいろごはんが美味しいよ。
それから高円寺のチモールというRCサクセション、清志郎好きにはたまらないBarにも置いています。
武蔵小金井の文具店、中村文具店さんにも設置しています。土日のみの営業ですが、古い文房具などこだわりのお店です。
あとは渋谷パルコのオンリーフリーペーパーにも置いてました。
その他、ゴールデン街のO2というBarにも置いてます。
新宿3丁目のファミコンBar8bit cafe
あと実家の三河湖のほとりのうなぎの三河にも置いてます。バックナンバーが充実してます!ってかほとんど減ってないので、この機会にぜひ!
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たこ焼き日記
さて、明日のパ紋でススメも好きな人に会う方法2でも書こうかな。誰だと思う?知らんがなって話か。方法と書きながらなんだコネ使ってんじゃんって感じだったのでそうじゃないパターンも書かなくちゃね。ンガックック。
目標金額まで、立川超えたトコから電車のドアも開け閉めできるのが楽しいな。2,986,714円
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